症状③ー加害恐怖ー
大学生の頃に自動車運転免許を取得した私は、得意ではないものの、近所なら車を運転して出かけたりしていました。
これが20代前半の頃です。
色々な体験をする中で、怖くて運転できなくなりました。
これが加害恐怖のスタートだったと思います。
誰かを轢いてしまったかもしれない、と、同じ場所を行ったり来たり。
そんなことをしている間にも、やっぱり轢いてしまったかも、とさらに恐怖でした。
そうこうするうちに、同じ恐怖で自転車も乗れなくなり、歩くのさえ怖くて難しいことになってしまいました。
歩いているうちに、近所の車にぶつかっていってしまったのではないか、どこかの建物を壊してしまったのではないか、傷つけてしまったのではないか、さっき人にぶつかったのではないか、と。
この加害恐怖に、さらに何か落としてしまったのではないか、という確認作業も加わり、どんどん自宅から出なくなってしまいました。